陽明門をはじめ、社殿群は、あらためて凄まじい。建物の形をした工芸品、美術品だ。ここに訪れたのは実に小学校の修学旅行以来だが、その時は「へえ、きれいだな」という感想ぐらいだっただろうか。建築設計を生業として、この場所を再訪し、またこの凄まじさに気が遠くなる。しかも、この贅を尽くした建造物はわずか一年半でつくったという。
今同じことをするとなると、図面を引くだけで5年、10年なんて簡単に過ぎてしまいそうで、そこからつくるとなると何十年もかかるようなそんな仕事になる気がする。
江戸時代、現在、自分の子供時代。ちょっとしたタイムトラベルをしたような時間だった。大人の修学旅行もなかなかいい。友人が小学校時代に遠足で登った山を登り直していると言っていたが同じ感覚だろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿