10.01.2009

ジャズバー@RTM

Dizzy'sというジャズバーがある。仕事のあと久しぶりに行ってきたらジャムセッションのライブが行われていた。プロやら学生やらが次々と入れ替わりながら一つの音楽が続いていく。フリースタイルといえば良いのか、一定のリズムを背景に各楽器が好きなように音の層を加えてゆく。トロンボーン、トランペット、サックス、ドラム、ベース、キーボード、コンゴ、カウベルなどなど。そしていて、どうやって決めているのかわからないけども、ある時点で突然バラバラだった音がひとつになったり、同時に音を止めたりと、息がピッタリと合っている。例えがよいかわからないけども、なんとなく魚の群れをみているような感じ。一定の波の下、それぞれ好きなように泳いでいるときもあれば、ある瞬間とつぜんひとつの固まりになって伸びたり縮んだりする。そしてまたパッと散る。

聞いてる方も楽しいが、ジャズは演奏している側のほうがもっと楽しんでいるようにみえる。ずっと昔、ほんの一瞬だけトランペットを弾いていたことがある。もし今も続けていて、フラッとこういったステージに参加出来たらさぞ楽しいのだろうなと思いながら聞いていた。

第一次世界大戦終戦のころから徐々にヨーロッパに持ち込まれたジャズだが、そのファンの層はヨーロッパでも根強く、毎年ロッテルダムで夏に行われる北海ジャズフェスティバルにはヨーロッパ中のジャズファンたちが集まる。

0 件のコメント:

コメントを投稿