「大人はわかってくれない。」
今日は大人と子供のすれ違いについてお話します。
あなたは、朝、学校へ向かいます。この途中、会社へ行くために最寄の駅へ向かう大人たちとすれ違います。それは毎日のことです。不思議に思うかもしれませんがこれは偶然ではありません。大人と子供は逆方向へ向かうため常にすれ違うのです。学区の真ん中には学校があり、学区の縁に幹線道路や鉄道の線路があります。朝子供たちは真ん中へ向い、大人たちは電車に乗るために縁へ向かいます。そしてすれ違う。そもそも向かっている方向が違うのです。だから大人は子供を理解せず、子供は大人を理解しないです。
これは都市の構造です。この場所に住んでいる子どもたちや住人が歩行可能な範囲内で生活を完結できるようにという考えられていて、生活圏の中に医院、店舗など一通りのものが揃っています。子供たちを含む住人らが交通量が多い道路を横断することをできるだけ少なくするように都市は設計されています。人間的なスケールの都市空間、あたたかいコミュニティの醸成など目指されている。
なんにしろ町の中心に学校があるのだから、もっと町の機能を学校に集約させてもいいのかなと思っている。
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