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が、これはあくまでクイーンズ・デイの一面に過ぎず、実際のところ女王の来ない都市のオランダ市民にとってこの日は一年に一度の最大のお祭り騒ぎの日なのだ。普段は認められていない市民の路上でのモノの売買や飲酒がこの日だけは自由となり、歩行者天国の都市中心部は午前中からフリーマーケットと花見会場がごっちゃになったような雰囲気になる。中でもアムステルダムのクイーンズ・デイは有名で、路上から溢れ出た人々の多くは運河を船で埋め尽くし、水陸共に酔っぱらいに埋め尽くされる。
毎年アムスへ出向いていたのだが、今年の30日は残念ながら午後から仕事が入ったため、午前中だけロッテルダムのフリーマーケットをブラブラしてきた。どの店も家の押し入れの中身をそのまま路上に広げたようなガラクタばかり。掘り出しものがあるかと期待していたが、パリの市場とは雲泥の差だ。戦時中の爆撃によって一度焼け野原と化したこの都市の押し入れにはまだなにかを掘り出すほどの時間の層が積み重なっていないということだろうか。
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